《第36号》●希望の法則36 日中交流! 北京のガン患者会で挨拶!

北京の王振国医師の最新の病院=

振国腫瘍病院を訪問。王振国医師とは久しぶりの再会――。

最新の漢方点滴療法の実践、さらに、西洋の研究所をしのぐ

「幹細胞治療」の研究開発も評判だが、

やはり、病院の特徴は、王振国先生が長年推進している、

「四つの療法」の身・心・魂の

いのち全体のエネルギーをパワーアップさせる

統合医療の考え方にある――という話の続きです。

① 心理療法を重視。

心の問題が克服されなければ

どんなにいい薬でも治すことができない。

ガンの治療にあたっても勇気を持って、自分を信じること。

希望をもってあきらめなければ、楽しい人生が開ける。

②中医学と西洋医学を合わせた総合療法の推進。

中医学(漢方医学)をメインに、西洋医学をサブに治療方針を考え、

薬食療法を含めた総合的なガン治療に効果を上げている。

ガンの部位的な治療でなく、身体全体の免疫力を上げることを重視。

③ 退院後、リハビリ期の継続治療・回復治療を大事にする。

ガンは通常五年以内の再発、転移が問題。

医者の判断ミスや引き続き治療を受けなかったことで

多くの患者さんが再発し、亡くなっている。

④食事療法を重視。

キノコ類をたくさん食べることに加え、

とくに豚血が消化器管のガン作用ありという。

病院の食堂の食事は、中国東北部・長白山研究所にある

農園の有機食材を使った薬膳料理。

さらに、この「いのち全体を見る統合医療」の考え方を広げて、

いま、王医師の病院や研究所では、ガンのみならず、

アンチエージングや健康美容の製品も次々に開発。

また、この世界的な医療不安の時代です。

漢方薬を中心とした統合医療に活路を見出そうとする

患者さんも内外に増えているのでしょう。

こうした、新しい治療発想と実績により、珠海、上海の病院はもちろん、

北京の王振国病院には、多くの海外の患者も訪れ、

日本人でも入院した人も増えているようです。

しかし、日本からの入院にはひとつ、僕の感想があります。

最新の医療設備や環境設備とはいえ、

医療制度の違い、中国と日本の習慣の違いはあります。

また言語の不便さは付きまといますから、

入院や治療を受ける場合は、よく自らのサイドの体制も整えたり、

費用のことも考えてから慎重に検討する――

これに越したことはないと、僕は感じました。

ともかく、久しぶりに王振国医師の笑顔に迎えられ、

元気パワーを貰えたとてもうれしい旅となりました。

さて、北京の王振国医師の最新病院の視察を終えて、

帯津良一医師の「気功ツアー」の方々50名は

夕方、内モンゴルへ発つというので、病院で分かれたのですが、

僕は、カミサンと一緒に、

定例で開かれる、この病院の患者会に参加しました。

奇しくも、熱気あふれる日中交流のガン患者会となったわけです。

王先生から、天仙液はもちろん、漢方薬を中心に

「ガンを切らずに12年延命」した患者として、

ぜひ、この病院の患者さんに

「元気のメッセージを伝えてほしい」と頼まれたのです。

当日の患者会には、100人を超える患者さんが

集まってくださいましたが、

まずは、カラオケ大会で始まるなんとも熱気みなぎる、

明るい雰囲気に、

日本の患者さんならびっくりしたはずです。

日中交流! 王医師の病院の患者会で挨拶。

皆、顔がてかてかと光り、思わず、笑顔があふれてきますから、

これぞまさに、王医師が推進するガンに負けない

「心理療法」の実践なのですね。

冒頭、王先生が僕を紹介して

「関根さんは、10年前に、手術を拒否して、

わざわざ、成田→北京→長春と飛行機を乗り継ぎ、

さらに自動車を飛ばして5時間、

私どもの通化にある長白山の病院の門を叩いてくれた勇気ある患者さんです。

爾来、こうして元気に過ごしておられることは、

医師としての私の最も喜んでいることです。

また、関根さんは、日本では有名なジャーナリストでもありますから、

たくさんの闘病記や本も出しています。

近著『ガンを切らずに延命10年』というベストセラーでは、

中医学(漢方)の作用には≪20の複合力(パワー)がある≫と分析し、

読者のみなさんに知らせています。

今日は、良い機会ですので、関根さんから挨拶をいただき、

みなさんも元気のメッセージをたくさん貰ってください。

希望を持ちましょう。

あきらめないで、希望のエネルギーを高めることが、

楽しい人生を掴むヒケツです」と。

タイトルとURLをコピーしました