2008 関根進いのちの手帖

2008 関根進いのちの手帖

《第7回》ガン切るべきか、切らざるべきか?土屋繁裕・外科医の「手術の4原則」

ガンを宣告されれば、白血病のような血液ガン以外は、胃ガンにしても肺ガン、肝臓ガンにしてもほとんどが外科に回され、よほどの末期ガン(第Ⅳ期症状)で手に負えない場合でもなければ、まずは腫瘍を切り取る「手術の選択」を余儀なくされます。 いまの大学...
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《第6回》二人に一人がガン! いや、これからは長生きすると「多重ガン」?

最近、日本は長寿難病国、いや長寿病弱国とまでいわれ、二人に一人がガンになると恐れられていますが、いまや、もっとひどい状況になりかねないようです。 「気がつけば、あなたもガン」いや「気がつけば、あなたも“多重ガン”」といわれる時代の始まりです...
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《第5回》「神の手」を持つ医師や魔法の「薬」などない!

いくら、前向きに明るく過ごしましょうといわれても、ガンの患者とは一人になればとても悲しくて寂しいものです。ガンは体だけでなく、心を蝕む難病でもあります。 気持ちの持ち方ひとつで、不安や不信がつのる難病ですおまけに無謀にも、僕のようにガンの治...
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《第4回》「他癒力から自癒力へ」――これが新しい「いのち学」の発想!

ガンはあきらめたら負けです。 とくに「ガン難民」と「患者漂流」の蔓延する「長寿病弱国」といわれるいま、病院任せ、医師頼みにすがる発想だけでは第2の人生は開けません。 また、遺伝子治療だ、内視鏡手術だ、重粒子治療だとさかんにメディアが最先端医...
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《第3回》あなたはガンの「抗戦派」か?ガンの「非戦派」か?

「ガンを切らずに“延命力”をつける」――、 ちょっと風変わりな闘病法で、僕は幸運というか悪運というか、とうとう10年間、生きのびてしまったわけです。しかし、手術、抗ガン剤、放射線を中心とする西洋医学からみれば、まったくの「非常識な患者だ」と...
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《第2回》「3A+1D」=これがガン延命力の知恵

どういうタイプの医師が信頼に足るか? 薬や病院選びより、これほどガンの患者にとって難しい問題はありません。 おまけに高齢者激増による病院経営や医療制度の問題で、難病を扱う病院が減ってくる。 「貧乏人は病院に来るな」とでもいわんばかりの、高齢...
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《第1回》 ガンはあきらめない! 「切らずに治る」こともある

「あなたは、すでにガンで亡くなったと思われていたのですよ。すみません」 開口一番、“わが身をお陀仏”にされて僕は面食らったことがあります。 昔、亡父が群馬県の前橋という町で、10年ほど女学校を経営していたことがあるのですが、その学校の100...