《第1回》 ガンはあきらめない! 「切らずに治る」こともある

2008 関根進いのちの手帖

「あなたは、すでにガンで亡くなったと思われていたのですよ。すみません」

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開口一番、“わが身をお陀仏”にされて僕は面食らったことがあります。

昔、亡父が群馬県の前橋という町で、10年ほど女学校を経営していたことがあるのですが、その学校の100周年史の編纂のために、父親の足跡を調べに東京までやって来た、中年の教師の言葉がこれでした。

じつは、筆者は、10年前に食道ガンを患い、「手術をしないで病院を逃げ出した」という、ちょっと風変わりなガン闘病記の本

【注・「母はボケ、俺はガン」(日経BP社)】を書いたことがあるので、おそらく田舎町では、理事長の息子は、よほど悪質なガンだったに違いない、すぐに死んだようだと噂が流れていたらしいのです。

ことほどさようで、ガンには「宣告即=死」

という不治のイメージがつきまといます。

しかし、待ってください。

たしかに、毎年、30万人がガンで亡くなり、ふたりに一人がガンに襲われるといわれますが、再発や転移の不安を抱えながらも、300万人以上の患者さんたちがさまざまな療法で延命しているのが現実です。

いまは、最新医術も医薬品も日進月歩ならぬ“秒進分歩”の進歩を遂げておりますから、治療の選択肢も広がりました。

患者と家族の考え方や情報の集め方次第では、「切らない治療」「体に優しい治療」の組み合わせも出来るようになってきました。

下手なお涙頂戴式のテレビドラマのようには、そうそう簡単にはガンで悶絶死するケースは少なくなってきたのです。

ガンは「治療の可能性をあきらめたら負け」です。

ガン病棟の治療のほかに、漢方や食事療法などさまざまな自然治癒力を高める養生法の選択肢もあるのです。

ちなみに、僕が10年前に拒否した食道ガンの手術とは、喉、胸、腹を“3枚おろし”に切り裂いて、40センチの食道管を切除、胃を喉まで持ち上げて吻合する、10時間以上もかかり、術後の後遺症や合併症で「100人に80人は助からない」といわれる惨い手術です。

筆者は幸運にも「ガンを切らず」に、どっこい!元気に生き延びたケースですが、「切り捨てご免」、いや「切られ損」の手術はたまらん!

と「手術拒否」。悩んだ挙句に選んだ道が「抗ガン剤+放射線」の組み合わせ治療でした。

しかし、これとて白血球が激減し、嘔吐や下痢による心身のダメージの大きい療法でした。

免疫力を落とさないために、勝手な判断でしたが「天仙液+SOD」という代替療法も試みました。

結果、奇跡的にも食道を塞いでいた6センチの腫瘍が消滅。

退院後は暴飲過食の生活を改めて玄米菜食の食事療法を始めました。局所治療だけでなく、ガンに負けない体質に作り変えることが

「快適に“延命力”を掴む人生の近道だ」と悟ったからです。

ガンは死に急いだり、好き好んでメスや化学劇薬で体を痛めつけることはありません。ガンはあきらめない!

あせったり、あわてたりしてはなりません。

己の命はゆったりと守る――

いまは、「患者に優しい、しなやかな治療法」=「スローヘルス健康法」の実現を全国に提唱しているわけです。

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