[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]僕が「ガンを切らずに10年」生き延びた秘密は、いわば西洋と東洋の医学の知恵を組み合わせる「ガン統合医療」をとりいれたことにありますが、とくに退院後、心身のエネルギーを高めてくれた最良の在宅養生法は「漢方薬療法」と「マクロビオティック玄米菜食法」でした。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
マクロビオティックといえば、牢獄の中で玄米菜食を1ヶ月続けさせられた暴力団員が健康になっただけでなく性格も温和になったという有名な話がありますが、僕が漢方のほかにマクロビオティックを信頼したのは、奨めてくれたM子さんという脳腫瘍の患者が、めきめき元気になっただけでなく、半年で60キロの体重が40キロに減って、すっかり若返った“奇跡”を目の当たりにみたからでした。
肉や動物性油の過食は腸に滞留して毒素を貯め便秘はもとより血液を酸化させて病気の根源となるわけですが、マクロビオティック食養生法は、栄養バランスのよい玄米と排毒を促す根菜類を中心とするものでしたから、「快食快便快眠」の新陳代謝をスムーズにし、病気に負けない体質に変えてくれるばかりか、心身全体のバランスをとって、心の持ち方も前向きに変えてくれました。
イヤイヤではなく、日々、玄米菜食が楽しめるようになると、肌が赤ちゃんのようにきれいになるだけでなく、体が自然に帰るといいますか、心にも余裕が出来て、気分がすがすがしくなってくるから不思議ですね。
早速、僕は『ガンは食べて治す』とか『しなやかな玄米菜食』といった本を書いて「食はいのちなり」という効用を説いたこともありましたが、「えー? マグロを食べてガンを治すの?」とトンチンカンなことを云う人もあれば、「えー? そんなウサギのえさみたいなものでガンが治るわけがない」
「肉も牛乳もとらないで、玄米、雑穀、芋や豆ばかり食べていて、馬力が出ないだろう」と、呆れる人が殆どでした。
いまでは、化学薬では治らない不定愁訴や慢性病の体質改善、さらにメタボ撃退のダイエットにも役立つというので、若い女性でマクロビオティックを知らない人は少なくなりましたが、「天仙液という漢方複合薬」と「帯津良一医師の調合する漢方せんじ薬」、そして、この「マクロビオティック玄米菜食法」の東洋医学の知恵を組み合わせて、ガンを切らないだけでなく、退院後もまるまる10年、こうして生き延びることができたわけですから、まさに「薬食同源」(注・「医薬同源」とは日本で作られた造語)の知恵が、ガンのような難病克服の一手になることを証明したことにもなりました。
ガンはただの切り傷や感染症とは違います。
いわば、突発性老化病のような性質の難病ですから、西洋医学の得意とする細胞分析や局所切断といった部分治療だけでは追いつかない病気でしょう。
いくら、西洋医学の進歩で「魔法の抗ガン剤」が出来たと喧伝されても、大抵が「20%の患者の5年生存率」で認可されるに過ぎません。
日本では毎年、30数万人がガンで亡くなり、やがて50万人に激増するといわれています。
一方で、長寿社会を迎えて再発ガンや多重ガンの不安に怯えるガン患者が300万人を超えるといわれています。
まさに、これからは長寿難病時代の到来です。
ですから、西洋医学の進歩に頼るだけでなく、ますます体全体、いや心身全体のエネルギーを高める
「薬食養生法」=「漢方複合力」の知恵が大切になってきたと僕は思っています。
ガンを切らずに10年!
まさに僕は「薬食同源パワー」=「漢方力の知恵」で命を掴んだことになります。
なんだ、薬草か、人参か、ニンニクか、雑穀かと「薬食養生法の知恵」を馬鹿にしてはいけません。
ちなみに、とくに漢方複合力には20種ほどの「いのちの凄いパワー」が潜んでいるとちょっと独断的ですが、僕は分析しています。
「情網力」「良医力」「退院力」「猜疑力」「家族力」
「二人力」「温和力」「温泉力」「延命力」「絶倫力」
「薬食力」「不老力」「正食力」「継続力」「排便力」
「排毒薬」「若気力」「長寿力」「希望力」「運縁力」・・・
近々、このテーマで『ガン切らずに10年延命――複合漢方力の驚異』という単行本も書く予定ですから、なんとしても「薬食養生法」で、エネルギーをアップしたいと願っている人はぜひ一度、読んでほしいと思いますが、「ガンを食べて治す」「漢方力でガンを治す」という話もまんざら馬鹿には出来ない時代なんですね。
以前、さかんに手術を奨めたガン専門の外科医もあきれ返って「あんた、運が良かったねぇ」と苦笑していますが、患者は壊れた機械ではありません。
患者にとっての「医学」とは、より複合的な「いのち」学だと思います。
ガン患者の大半が、いまの科学では解けない「いのちの不思議」をもっともっと乗り越えて生き延びたいと希求しているのではないでしょうか?
長寿社会といっても「寝たきり長生き」では意味がありません。
医者と病院と役所に頼っているだけで助かるでしょうか?
「あわてない、あきらめるなよ、あせらない」――、もちろん、たった一つの「ガン特効薬」などありえません。
これからの患者は、まさに「頭の複合力」を大いに活用して、「元気で長生き」といきたいものですね。
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