[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]10刷突破の拙著ロングセラー「ガンを切らずに10年延命」と、続くベストセラー「ガンに打ち勝つ 希望の法則」に収録した、複合漢方薬「天仙液」の開発者・王振国医師とのインタビュー紹介の続きです。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]内容は「漢方薬のパワーのヒミツ」「漢方薬の複合力・相乗力」「漢方見直し論」、さらに「ガンをめぐる東西医学の比較論」です。[/vc_column_text][vc_row_inner][vc_column_inner width=”2/3″][vc_column_text]Q=漢方生薬の配合は、どんな相乗力を生み出すのか?
王振国=しかし、西洋医学の抗ガン剤は劇的な効果がありますが、ガン細胞と一緒に正常細胞まで殺傷して、その結果、免疫力を失わせ、さまざまな副作用をもたらすことが欠点です。いわば「細胞を殺す」という面で言えば「劇薬」です。 それに引き換え、漢方生薬とは身体に穏やかに作用して、じっくりと効果を発揮させる代わりに副作用が少ないのが特徴です。さて、ここで大切なことは、漢方薬は配合、処方によって効果の差が生じることです。
漢方の名医というのは、とりもなおさず各々の症状、病気に対する診立て、つまり診断の名人といえます。生薬というのはとても不思議なもので、例えば効果の相反するAとBの生薬を一対一の分量で配合した場合、あるいは、さらにCとDの生薬を加えた場合など、微妙な配合や処方で効果が劇的に高まることがあります。
こうした漢方生薬の組み合わせの働きを「相乗力」効果といいますが、
生薬単品では効果の少なかった作用が、二つ、三つと配合、処方することで効果を発揮するものなのです。[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/3″][vc_single_image image=”10784″ img_size=”full” alignment=”center” css=”.vc_custom_1486529915169{margin-top: 200px !important;}”][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_row_inner][vc_column_inner width=”2/3″][vc_column_text]Q=複合漢方薬・天仙液の生薬の配合理論と実際を教えてください
王振国=漢方医学の治療と診察の基本原理である「弁証論治(べんしょうろんち)」*1に基づいて配合を決めますが、それだけでは不足していると、私は思っています。
なぜならば、医学と医薬の結合があればこそ、すぐれた治療効果が得られると考えるからです。その一端を明らかにしますと生薬の分類で基準としたのが、漢方医学で重要視する身体の3大構成要素「気・血・水(津液しんえき)」*2の流れをよくするとことにあります。(別図)
漢方医学の理論では、これらの流れが滞ることでいろいろな「証(しょう)」
つまり、 症状や病気が生じ、体が弱まり、病気が進行します。
この『気・血・水』の流れをスムーズにして、働きを活発にする生薬を選別しました。「気」とは生命のエネルギー、「血」は血液とその栄養源、また「水」は身体の水分やリンパ液で排泄作用を現わします。そのために、次の4つの作用に分けて分類したわけです。
① 清熱解毒(せいねつげどく)=
こもっている熱、炎症を抑える、解熱、解毒作用
② 活血化(かっけつかお)=
滞った血流をよくし固まった古い血を溶かす
③ 止痛散結(しつうさんけつ)=
痛みを止め、凝固した部分を取り除く
④ 補気養血(ほきおうけつ)=
身体のエネルギーを補い、血液に栄養を与える
こうした王医師の考え方については「本来、漢方薬とは症状の変化や体質を診断して調合するものだ」と指摘する医師もいます。また「エビデンス(科学性)が乏しい」と批判する医師もいます。(略)
では、王振国医師の「天仙液」とはどういった成分の配合なのか?
そのQ&Aも紹介しておきます。ただし、日本では未承認薬ですから、購入は個人輸入であり、選択には慎重な検討が必要です。[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/3″][vc_single_image image=”10785″ img_size=”full” alignment=”center” css=”.vc_custom_1486529857639{margin-top: 240px !important;}”][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_row_inner][vc_column_inner][vc_column_text]Q=天仙液とは、どんな薬草を何種類くらい独自の方法で配合するのか?
王振国=漢方複合薬「天仙液」に配合される成分は、ほとんどが中国東北部の霊峰・長白山脈で採取された生薬です。長白山脈は、かつて火山活動で頻繁に爆発を繰り返し、火山灰に覆われ、土質にはゲルマニウムやセレン、マンガンなど20数種類の微量元素が含まれています。
これらの微量元素は、人体に欠かせない物質であり、体質改善、老化防止、疲労回復、ガンの予防などにも大変有効であるとされています。近年、長白山脈の断層地帯から自然に湧き出した天然水に、採集後の朝鮮人参を漬け込んでおくと、人参の新芽が出るという衝撃的な現象も観察されたといいます。
人参、珍珠(ちんじゅ)、黄耆(おうぎ)、龍葵(りゅうき)、冰片(ひょうへん)、白朮(びゃくじゅつ)、天花粉(てんかふん)、威霊仙(いれいせん)など、1200種類から、相乗効果、相加効果の検証を経て30種類を厳選したもので、最初に用いることを決めた生薬が「天花粉」と「威霊仙」であったために「天仙丸(てんせんがん)」「天仙液」と命名しました。(略)
注1=「弁証論治」とは「弁証」と「論治」の二つの部分からなります。「弁証」とは『四診』=望診・問診・聞診・切診によって患者個々の症状を診断し、基礎理論である『気・血・水(津液)』をもとにして総合的に分析し、『証』(病気の性質、部位、『正気病邪』の力関係など)を決定すること。(注・『正気(せいき)』=病気に対する抵抗力、『病邪(びょうじゃ)』=病気の原因)「論治」とは、弁証で診断した結論から、心身全体の歪みを正すための治療原則と具体的な治療法を決め、どのような生薬を用いるかを決めること。
注2=「気・血・水」とは、「気」=目に見えない生命エネルギー、『血』=血液つまり栄養源、「水」=体液、分泌液、尿など。西洋医学のリンパ液も。この3つがスムーズに体内をめぐっていれば、心身のバランスのとれた健康な状態といえる。
王医師の傘下の国際癌病復協会から出されたデータによると漢方複合力の作用は次のようになっています。
① ガン細胞障害作用 ②代謝調整作用 ③免疫増強作用 ④微量元素作用
ともあれ、いま多くの患者が西洋医学の標準的な治療だけではガンは治らないのではないか? と疑問を持ちはじめています。とすれば、「西洋医学のミクロの面からのアプローチだけでなく、漢方医学のマクロ面からの治療の相乗効果」についても、患者は、ただ医師サイドの喧伝情報を鵜呑みにするだけでなく、機会を作り、縁を広げて、大いに勉強、養生努力に励むことが、ますます大事になってきたと思います。
僕の体験闘病記や漢方療法、ホリスティック医療について、さらに詳しく知りたい方は拙著「ガンを切らずに延命10年―漢方複合力の知恵」「ガンに打ち勝つ 希望の法則50」を読んで、あなた自身の養生設計、人生設計を慎重に工夫、検討してみてください。もちろん、僕の闘病法が最良だなどと強弁はいたしません。治療選択の判断はそれぞれ患者自身の自由です。[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row]