[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]2人に1人がガンになる・・・というわけで、早期検査、早期発見を奨めるガン対策記事がマスコミにたくさんでています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]これは「転ばぬ先の杖」で大変よいことですが、逆に見れば、ガンには「決定的な治療法がない」ということを、証明しているようなものとなっています。
すでにガンと長年闘っている多くの悩める患者さんたちにとっては、ほとんど役に立たない記事でもあるからです。
しかし、ここで生身の患者は、あきらめるわけにはまいりません。
僕は、ガン10年を闘って、途中、いろいろと再発転移の危機を乗り越えてきましたが、大抵の外科の医師が「手術は完璧だ」「手術はうまくいった」と、医術の成果を患者に告げて、患者に退院をしました。
まえにも書きましたが、担当した食道ガンの外科医は「手術すれば、2週間後のゴルフも出来ますよ。
なんでも好きなものが食べられますよ」など手術を迫ってきました。
僕は手術を断って中途退院したわけですが、いまから思えば、この医師は患者の無知に付け込んで甘言を弄したことになります。
たしかに、よほど未熟な医師にかからなければ、手術という「作業」は無事に終わるでしょう。
しかし、ガンは局部を切り取っただけではすまない、いわば、突発性の老化病ともいえますから切り傷のように「手術がうまい」=即「ガン完治」とはいかないはわけです。
ここにガン患者と外科医の大きな「勘違い」が生まれます。
あれだけ医師が「完璧だ」といったのに、「どうして再発して死んでしまうのだろう?」という悲劇があいもかわらず続くことになります。
ところが、もっと始末の悪いことが起ります。
「退院してしまえばお役目ゴメン」ということで、患者が冷酷な扱いを受けるケースが多いからです。
退院後のアフターケアの意識はとても希薄です。
退院後の検査検診は、たしかに患者の不安を解消してくれます。
しかし、これまた、再発・転移と診断されるケースが多いものです。
すると、どうなるかといいますと、いまの大病院では、またまた手術もしくは、強い抗ガン剤や放射線治療を提案します。
それが出来ない患者は、末期患者と宣告されて病院を追われます。
この状態を「ガン難民」「患者漂流」といいます。
患者にはたまったモノではありませんが、実際には患者本位の医療制度改革を待っていてもこちらの寿命の方がもちませんから、ガンに関しては、患者とご家族が「退院後の治療計画」をどう立てるか?
ここが「延命出来るか」「出来ないか」の分かれ道となってくると思います。
ガン闘病は退院後がスタートなのです。
ともあれ、いまの西洋医学の標準治療では「手術=切る」「抗ガン剤=叩く」「放射線=焼く」という、正常細胞にもダメージを与えかねない「攻撃療法」しか標準治療として認めてられていませんから、どうしても体の弱った患者は、ガンそのものというより激しい「再発治療」「転移治療」でいのちを縮めるケースが出ます。
もちろん、鎮痛療法も緩和療法も開発されていますが、姑息な手段にすぎません。
では、ガン患者は退院後にどう治療設計を考えればよいのか?
多くの患者が、未承認の最新抗ガン剤を探す一方で、口コミに頼って、代替医療の医師を探し、いわゆる漢方や健康食品を飲んで「ガンを治そう」と必死になります。
しかし、ここにも決定打はありませんから、患者はますます迷うことになります。
では、患者はガン代替療法とどう付き合えばよいのか?
漢方や健康食品を、手術や抗ガン剤、放射線と同じように「攻撃薬」と考えない方がよい・・・僕はそう考えています。
漢方薬や伝統療法の食品には、体全体の免疫力を高め、自らの持つ自然治癒力を高める効果がありますから、これ以上、ガンに負けない体質を作る「防御薬」と考えたらよいのではないか?
もちろん、漢方や健康食品は非科学的で不安だ・・・という人は無理にイヤイヤ試すことはありませんが、ガンは「攻撃的治療」だけでなく「防御的治療」も併せて治療計画に取り入れること――
専門的には「ガン統合医療」というのですが、むしろ、退院後、漢方や健康食品などの代替療法をうまく組み合わせた人が、僕の回りでも、元気に延命しているように思います。
いずれにしても、ガンの延命治療とは、困ったらむやみやたらと「薬を飲む」という発想ではなく、まずは患者自身の「生活を変える」という発想に立つことが大切でしょう。
漢方はもちろん、食事療法や呼吸法にも理解の深い医師を見つけて、うまく治療計画を立てることが大切だと思います。
≪心身を豊かにするオススメ本≫ | |
スローヘルス(温和療法)の「理論と実践」のハンドブック | |
「ガン延命学新書~希望こそ良薬 あきらめは毒薬~」 | |
(関根進・著 書斎屋・刊 定価900円・税送込) |
●第1の疑問 あきらめはなぜ毒薬なのか?希望こそ最大の良薬である!
●第2の疑問 ゆったり病院はなぜ流行るのか?さらば3分間治療!
●第3の疑問 「からだの冷え」「こころの冷え」はなぜ延命力を低下させるのか?
●第4の疑問 デトックス食事法(毒だし浄化法)は、なぜ女性に人気なのか?
●第5の疑問 いのちは、なぜ己で創るべきなのか? 患者は壊れた機械ではない――巻末付録の「いのちの情報手帖」「いのちの患者手帖」「いのちの家計簿」の書き込み式「いのちの手帖」の使い勝手がよい。患者必携。
*この新書本は全国書店では発売しません。直販雑誌です。
●購入問い合わせ先=スローヘルス研究会(書斎屋・内)
FAX:(03)3311-0375[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]