《第46号》●希望の法則46 同時進行、再入院日記――ちょっと連載を「休憩」させて貰います。

じつは、ことしの冬から体に異常が続き、

ついに「食道ガン、切らずに12年」の再点検、

徹底検査の時を迎えたようなのです。

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というわけで、9月末から、僕の主治医をお願いしている

ホリスティック医療の草分け・帯津良一名誉院長の経営する

新しい病棟に検査入院したのです。

ちなみに、この春、夏は、

在宅で、これまでのように以前より慎重に、

漢方せんじ薬や冬虫夏草、天仙液・天仙栓などによる内服治療を続行。

びわの葉温灸、湯たんぽから、

バイオチャージャーという最新温熱器までを総動員して、

とにかく、からだを冷やさないように、エネルギーを高め、

またマクロビオティックでバランスの回復を図り、一進一退を繰り返して、

なんとか、日々、機嫌良く過ごしていたわけです。

しかし、猛暑の夏には、熱中症やら体調不良、ガンで、

多くの有名人や高齢者がなくなりましたが、

突然、襲った頸椎ヘルニアとストレスは、冷房病を伴って、

消化器系への障害を広げたようなのです。

「キミ、平均寿命80年の時代、70歳なんて、まだまだ若い、若いよ」と、

よく、長生き先輩たちに笑われますが、

人それぞれに生まれ持っての体力の差はあります。

また、僕たちの世代は、終戦直後の栄養失調の時代に

幼児少年期をすごしましたから、

他の世代に比べて、多少、ヤワなところがあるのかも知れません。

人それぞれ、いわば「決められた寿命」は違うわけです。

それはともあれ、眼の疲労、食欲低下、胃の膨満感や全身の倦怠感、

背中の痛みも激しくなってきましたので。

思い切って、12年前に、最初に帯津病院に来た時から

親身になってくださっている、

山田幸子婦長さん(帯津三敬塾クリニック)に相談。

「切るとか切らないとかいう前に、関根さん、

からだを休めることが、まず第一よ」

というアドバイスを貰い、この秋、急遽、徹底検査入院。

ガンを切らずに12年の総決算と、

13年目からの再設計と行きたいところでしたが、

ま、ガンは一筋縄ではおさまらない病気で、

血液検査、エコー、CTから内視鏡までいろいろな精密検査の結果は、

なかなか楽観視できない状態でもありました。

不思議にも「食道ガンの再発はない」が、

「胃ガンと肝腫瘍」の疑いあり――というわけで保養治療命令です。

ま、いろいろ予兆は感じていましたので、

12年前のように、オロオロはしませんでしたが。

人生の後始末を考えつつ、さらなる「人生の再設計」を模索できる、

そうした「生命観に余裕が持てる年齢まで生かせて貰った」ことは、

本当に有難いことでした。

ま、この世でやるべき「役割」が終えれば人生の幕は閉じる、

まだ、やるべき「役割」があるとすれば再生できる・・・。

逆に考えれば、

あの世で座るべき「役割」を神様が用意していてくれるとすれば、

無限の世界に吸い込まれるようにソフトランディングできる・・・、

しみじみと「游息の気分」になれたのは幸いでした。

この12年間の「食道ガン、切らずに元気」の幸運には心から感謝しつつ、

別に、消極的な発想ではなく、「攻めの人生観」に立って

次なる人生への「いのちのギアチェンジ」を考えたわけです。

さて、どうなったか?

これから、この連載で、ガンを切らずに12年延命の

再検証・顛末記を同時進行で詳しく書いきたいと思ったのですが、

毎週、愛読している読者の皆さんには申し訳ないのですが、

しばらく、病院にて保養の後、改めて、書きしたためたく考えます。

一度、連載を休憩させていただきたく考えました。

誰にでもいつの日か、寿命は来るわけですが、

12年前、58歳のガン発生のとき違う点は、

齢70歳を超えて、体力も落ちていることも確かです。

繰り返しますが、この12年間、

別に、順風満帆で過ごしてきたわけではありません。

しかし、川越にある新装・帯津三敬病院の病室からは、

澄みわたる秋の空のはるかかなたに

秩父の連山が連なって見えます。

田圃には、黄金色の稲穂が頭を垂れ、

そこここは、万物生命が息づいて「実り」の時を迎えています。

この風景を「薬」とするだけでも、

勇気と元気のパワーが貰えそうです。

いい人たちの縁に、またしても恵まれました。

ここは、まさに、人生ソフトランディングのパワースポットです。

入院用の病室は、すべて個室で100。

僕の部屋は、トイレ付です。

病棟全体が新しいので「環境場」としては最高です。

そして、帯津良一名誉院長をはじめ、入院中の主治医・

鈴木毅副院長も、患者の言い分も十分に勘案して、

作戦計画を練ってくれる素晴らしい医師です。

さらに、婦長さんはじめ、

看護師さんから料理の担当の皆さんまでの介護・看護は

心底、心休まるものなのです。

いつでも、気功や音楽療法・ホメオパシー、

そして、鍼灸や整体といった普通の病院では受けられない

東洋医学の養生法のシステムも整っていて、

患者が自由に選択できる、まさに全体医療(ホリスティック)の

優しい「いのちの生命場」なのです。いい病院です。

しばらく、ここで保養・治療にゆったりと過ごさせて貰います。

皆さんも、日々、機嫌よく過ごされるように、いのちの工夫に励み、

希望に満ちた人生を歩んでください。

最後に、僕が病棟で思いつきに書いた、≪病床游句≫の一部をしたためます。

日刊BLOGの連載(HIQ)にも下手な連句を載せましたが、

こちらの連載では趣きを変えて

≪病床游句・川柳篇≫とでもいったらよい、

ちょっと砕けた感想をまとめたものです。

読んで頂けると嬉しいです。お元気に。

また、みなさんとは再会できることを楽しみにしています。

●ガン延命12年――病床游句 ・川柳篇●

≪落ち込むな 朝の来ない 夜はない≫

「落ち込むな 朝の来ない 夜はない」

「ガン連発 叩いて焼いて 切る阿呆」

「余命半年だ そりゃ医師の 逃げ口上」

「若き日の 美食の因果(はて)の 胃・肝・道」

「おいガンめ  食道の仇打ちは 胃肝臓(いかんぞう)」

「よく生きとる あんたスポーツ心臓だネと 医師呆れ」

「いのちとは 他力自力いや 無力(むりき)」

「悟りとは この世のウソと おぼえたり」

「アナおかし 株が倍騰 こりゃ死ねんナァ」(注・趣味の中国株急騰)

「悪運も 終わりよければ すべてよし」

「有難う ガンさんのお蔭で 知恵がつき」

「ときめきが 運鈍根の 尻叩く」

「死の際(きわ)で ゴテてやるか 閻魔にも」

「仙人に ならしてくれろと 半断食」

「夢崑崙 仙人飛天と われ游(あそ)ぶ」

2010・10・01 一時退院の日  帯津三敬病院

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