[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]有名人、芸能人の訃報ばかりではありません。
僕の周りでも、親戚や同世代の友人たちが
ガンなどで亡くなる方の知らせが多くなってきました。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]若い年頃にはわかりませんが、年を重ねて、
自分の病気が心配になってくる中高年になってくると、
ただ、惜しい人を亡くした、残念だという感傷の段階にとどまらず、
身近な人たちの死が、まるで、わが身が痛くなるほど、
ストレスとショックをもたらすものなのです。
ところで、身近な人たちの訃報は、聞いた人のいのちを縮めるほども
ショックを与える、ストレスが死を早める――という研究データについては
近刊拙著「ガンを切らずに10年延命」で
以下のように紹介したことがあります。
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アメリカのワシントン大学のトマス・ホームズ(Holmes,T.H)と共同研究者が
1967年に調査した「日常のストレスと病気」に関する有名な研究報告があります。
調査項目は43位までありますが
上位20位までの主なものを抜粋します。(別図)
それぞれの出来事とそのストレス強度が書いてあります。
これは「配偶者(夫・妻)の死」を100として
その他の出来事にそれぞれ得点を付けていったものです。
ガンなどの難病の原因は、身体的な欠陥からだけでなく
精神的なストレスやショックが引き金になっていると
示しているとみてもよいでしょう。
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この調査では【ストレス自己診断】ができるようになっていて
該当する項目を合計して300点以上になった場合
8割の人が重病になるそうですから
あなたも試してみてはどうでしょうか?
(*20位の「1万ドル」=約100万円は40年前の価値判断ですから
いまはもう一桁くらい多くなっているかもしれません)
ともあれ、この調査でも分かるとおり
ガンのような病気もかなり精神的なストレスが
重なって発病するケースがあります。(以下略)
*
というわけで、
手術や化学劇薬で治らない病気がたくさんあることが分かってきたからでしょう。
世間にはいろいろ養生論、養生法が注目を集め
西洋医学一辺倒から、東洋医学の見直しがひたひたと浸透してきています。
長寿難病蔓延と医療制度破綻の時代を迎えて
しきりと、心身充実、養身養心といった≪心身一如の養生法≫が
見直されてきたのはとてもよい傾向だと思います。
僕も僕なりに造語して、「スローヘルス」「マクロ・エンパワー」を唱えています。
ちなみに、2000年ほど前、中国では≪不老不死≫を求めて、
タオの道=仙人修行=道教というものが盛んになり、そのために、
元気の気を心身に溜める呼吸法、毒素を溜めない食事法、
そして、漢方薬服用、瞑想の≪養形≫≪養神≫の修行によって
≪仙人≫になることが最高の生き方とされてきました。
もちろん、呪術や水銀(丹)による錬金法など、
いまから考えればいかがわしい術法も行われてきたことは感心しませんが、
この東洋に連綿と伝わってきた
≪呼吸法と食事法と漢方薬と瞑想法≫の知恵が、
いま現代人に見直されてきたことは面白い現象ですね。
とくに、元気を取り込む呼吸法と薬食同源の食事法が
≪不老不死≫≪不老仙人≫とは言わないまでも、
心身に生命向上エネルギーを送り込む、
≪元気長寿≫≪心身充実≫の最高のエンパワー法だというわけでしょう。
もちろん、≪気を食べて不老不死の仙人になる≫ことは不可能な話ですから、
まずは、薬食同源の食事で毒素を出し、
元気エネルギーを取り入れる――、なんとか≪元気長寿≫を全うすることが、
僕のような凡人には、かけがえのない知恵だと考えているわけです。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]