第2回「薬膳料理を楽しむ親睦会」

薬膳料理を楽しむ親睦会

薬膳料理を楽しむ親睦会

  • 主催 健康養生塾
  • 日時 2009年9月5日(土)
  • 会場 台南担仔麺 タイナンターミー【tainantaami】

平成21年9月5日(土)、健康養生塾とスローヘルス研究会共催による第2回「薬膳料理を楽しむ親睦会」が、 東京都千代田区水道橋にあります台湾レストラン「台南担仔麺 タイナンターミー」 で開催されました。 今回は、スローヘルス研究会代表、週刊ポスト元編集長であります関根進様、オレンジページ元編集長やまもとようこ様、女優であり乳がんを克服しました宮崎ますみ様、虎ノ門病院医師宮崎美由紀様など著名人を 迎え、薬膳料理楽しみながら健康や養生について参加者と共に意見交換、情報交換が活発に行われました。

関根 進(スローヘルス研究会代表)

私は、10年前にがんを宣告された一人として、 「元気で長生き」をしなければ意味がないと考えて、がんを切らずに10年延命した秘訣をまとめた書籍『ガンを切らずに10年延命』(ダイヤモンド社)を出版しました。西洋医学だけでなく、東洋医学や、良いもの美味しく食べようと心掛けて薬膳料理を日常生活に取り入れた薬食同源(日本では 医食同源)を実践しております。

薬と食べ物は同源であるという考えに基づき、また、体を健康にするために漢方医学や鍼灸、帯津三敬病院院長である帯津良一先生が実践してる気功、座禅、そして食事(薬膳)と全てが私達の生活の中に密着しています。私はマクロビオティック(玄米菜食)を取り入れております。玄米を中心とした穀物、季節の野菜、海藻、豆類など食の陰と陽のバランスを考えた食事を摂取していますが、薬膳料理とは、生薬(にんじんやにんにく等)を料理に加えて薬効の効果を高める働きがあります。薬膳料理もマクロビオティック料理も心身のバランスを中庸に図り、旬の食材を選びつつ、健康増進、生命力向上を図る考え方は共通しています。

ここで、不老長寿についてお話をさせて頂きます。最初に言いましたが、「元気で長生き」をするためには、西洋医学に日々の食事のバランスを考えて、東洋医学と言われる気功や瞑想など取り入れていく中で、東洋医学の根本は‘仙人’になることだと思います。

今回、健康養生塾の薬膳に対する考え方に同調し、共同で開催いたしました。 また不老長寿や食事などについて詳細などは、私が発信しておりますブログをご覧下さい。「ガンを切らずに10年延命」http://www.9393.co.jp/sekine/index.html

宮崎 ますみ(女優、株式会社ヒプノウーマン代表取締役)

私は4年前に乳がんを患い、標準治療(西洋医学)をしながらホルモン療法を行いましたが、体調を崩し始めて治療に不安を感じて、約10カ月でホルモン療法をやめました。

がんを告知された時は、一人で過ごしていく中で‘瞑想’をするようになりました。「どうして私ががんになったのか?」。

その時、インナーチャイルドと言う少女のような自分が私の目の前に現れて、今まで忙しさの中で本当の自分と向き合っていないことに気づかされ、自分自身を見つめ直すことによって、これでやっと救われると思いました。

そこで私に何かお手伝いできる事はないかと考えてるなかで、‘ヒプノセラピー’と巡り合いました。深く深く催眠状態になることで、例えば乳がんの根本を追求しようと乳房の中に入っていくことによって原因を考え始めました。先週、長野で開かれた「母と子の心と身体を癒すヒプノセラピーセミナー」に参加をしてきました。そこで出会った女性は、2年前に乳がんを患い、抗がん剤治療で心身共に崩れかけていました。

不正出血が止らず悩んでましたが、ヒプノセラピーを受け催眠の中で体がデトックスしたがってることに気づかされたのです。そしたら不正出血が止ったんです。今後も、一人一人の女性のお手伝いができればと思っております。 ヒプノセラピーの詳細はホームページをご覧下さい。http://www.hypnowoman.jp/

宮崎 美由紀(虎ノ門病院医師)

私は、薬膳料理の会合に参加してる皆様と違って、西洋医学を中心とした治療を行っておりますが、私個人的に東洋医学、漢方に興味を持っております。

私の身内が肺がんで手術をしまして、患者と家族の視点で体験談を話しますと、抗がん剤、放射線治療を受けました。

医者と言うのは治療の方向性は決められても、養生までトータル的に診る事が少なく、そんな時キャンサーフリートピアの土屋医師の書籍と巡り合い、西洋医学以外にも食事療法や東洋医学などがあり、患者さん同士、ご家族同士で支え合う事も大切であると感じました。

私は医師として患者さんと接して治療方針を決めてますが、これからは私自身の家族の体験を踏まえて、患者さんとのコミュニケーションを大切にした治療を心掛けて行きたいと思います。

小松 楠緒子(明治薬科大学専任講師(社会学担当))

私は薬剤師の卵を育てています。薬剤師は意外と知られていないと思いますが、薬をあまり飲まないんです。自らが 薬を処方しておりますので毒だと知っているからなのです。

関根さんと巡り合い、食事療法や東方医学と巡り合いまして、 その中で面白いことが病気について医師より患者さんのほうが詳しい人が多いんですよね。医者は西洋医学以外は中々 取り入れることに難色を示しますが、関根さんのように自ら治療方法を選んで、勉強して元気に暮らしてる患者さんは 多いんです。本当に医療に関わる者にとって大変勉強になります。

未空(Miku:太極拳師範)

私は「ナマケモノ太極拳(通称‘ナマ拳’)」を主催しています。太極拳は何十年もしてる人をイメージするかもしれませんが、 ナマ拳は、好きな時に好きな時間に太極拳を楽しめる場を提供しています。

心と体は密接に結びついており、体をほぐすことで 心が温まることがあります。今は心の問題が多く取上げられるようになっておりますが、その中で体の問題が取り残されて いてます。心の問題は体の問題であり、どちらかが不安定だと良くありません。ナマ拳は「ムリをしない、頑張らない、人と比べない」 をモットーに行っております。 毎月第1、第2、第3水曜日に行っております。詳細はホームページをご覧下さい。http://www.coo-an.com/

佐藤 祐二(東京スポーツ新聞社取締役)

今日は美味しい料理を楽しめて、皆様方と交流を持てて楽しい時間を過ごさせていただきました。

私が携わる仕事は、時間に不規則であり、またストレスが溜まることが多いですが、体の健康は料理であると教えられました。 次回も参加させていただきたいと思います。

大屋 玲子(健康養生塾代表)

今日はご参加してくださりましてありがとうございました。健康長寿社会を迎えまして、病気になる前の未病を防ぐために、日常で行える情報を今後も発信していきます。

また、お渡ししました抗がん漢方薬‘天仙液’と滋養強壮漢方‘元気精華’につきまして、わからない事やご質問がございましたら、お気軽にお問合せください。

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