NPO法人設立記念講演と医師を囲む懇親会
日時 2013年7月20日(土)18:00〜20:00
会場 中野サンプラザ
7月20日(土)18:00〜20:00、中野サンプラザで、九段クリニック、阿部・腫瘍内かクリニック理事長阿部博幸先生を迎えて、健康養生塾協会のNPO法人設立記念としての講演会と懇親会を開催いたしました。
この日は、参院選の前日のため、中野駅前に安倍首相の候補者支援の街頭演説があったため、駅前はものすごく混雑していました。それに中央線もトラブルが発生したことで、会場周辺はとにかく人、ヒト、ひとでしたわ。
会合のはじめ、理事長を務める大屋玲子から健康養生塾いままでの活動と、NPO法人取得した経緯を説明するほか、高齢化社会になればなるほど自分できる、または簡単に実践できる健康養生法の大切さを説明しました。つまり、「健康は自分で作り、守るものです」という理念をより多くの方々に知って頂くと同時に、様々な啓蒙活動によって皆さんと一緒に「元気で長生き」を目指しましょう、とご挨拶しました。
その後、メインゲストの九段クリニック理事長阿部博幸先生にから自分できる健康法についてお話を頂戴いたしました。阿部先生からは、健康は自己防衛の時代になると同時に、正しい健康法による心、体の養生が健康の基本であると日々の健康養生の大切さについてスピーチをしました。
健康の誤解
- コレステロールが高い方が死亡率が高い
- 突然死はある時突然やってくる
- 運動は心臓によい
- たばこを吸うと能率があがる
- 肉を食べると体重が増える
健康の五戒
- 満腹をつつしめ–腹8分目がよい
- 運動は休むな–努力し続けよ
- クヨクヨするな–明るい明日がある
- 偏食するな–You are what you eat
- タバコは吸うな–万病のもと、活性酸素
次は、中野区で鍼灸、鍼灸整骨院を営む「國安鍼灸整骨院」院長國安則光先生から、開院20年目を迎え、高齢化社会になるにつれ、介護や、体の機能、筋肉の強化などが必要とされるなか、同じ中野区内のより広い場所へ引っ越して、デイサービス「ぴーなっつ」も開始いたしました。体の痛みや、不自由で来院できない方々を迎えに行って、院内で筋肉トレーニングなどの楽しい機能訓練などをして、心身の健康を保ち、ストレスのない体つくりを目指しましょうというお話もありました。ちなみに先生ご自身の健康法は、幼児園の時からやっていらっしゃる剣道です。今年5月、剣道7段の賞状を頂いたそうです。
会合の中盤、群馬県藤岡市にある自然農法で古代米をつくる「古代米浦部農園」の代表浦部真弓様からもご自身のベーチェット病の体験から自然食、お米の重要性を話して下さいました。
浦部農園では、ここを最後の研修場所にして農業人として巣立っていくことができるよう、実践的な研修を行っています。特に、農業機械の習熟を重視し、研修1年目で大型特殊の免許を取得、トラクターやコンバインなど必須の農業機械による作業を徹底的に指導します。
会合の後半、週刊ポストの元編集長故関根進様の奥様、私共の名誉理事の関根洋子様からは、自分の体は自分で責任を取るという考えと、今後も健康養生塾協会の活動をより多くの方々に参加して頂きたいと、参加者に呼びかけて下さいました。
終了前、「ココロのお休み処“空庵”」の主宰、太極拳の師範でもある未空先生によるワンポイントレッスンをして、会合を終了しました。
今回の会合は、皆様から心も、お腹も体もリフレッシュができた、また次回も参加させて下さいと満面の笑みでお帰りになりました。